「えんとつ町のプペル」
コロナ禍の中、うちの子たちが通う小学校から、映画の無料鑑賞券が配られました。
と言っても、1ヶ月前のこと。
興味がなかったし、コロナが流行っているので、全く行く気にならず、ほっておきました。
ただ、ぼんやりと「コロナ禍でも子どもたちに見せたい映画ってこと? どんなのかな?」とは思っていました。
行く気にはならなかったものの、中身は気になりつつ、1ヶ月が経ちました。
そうこうしているうちに、最近、作者の西野さんの本を読みました。
「なかなかおもしろい活動をしている人だ」ということが分かり、西野さんという人に興味を持ちました。
『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』[ 西野亮廣 ]
ハロウィンイベントの翌朝の渋谷のゴミがひどいというゴミ問題を、一大ゴミ拾いイベントで逆転解決するなど、アイデアと行動力をお持ちの人のようです。「単なるゴミ拾いでは面白くないから、集めたゴミでアートを作ろう」という発想など、前例にとらわれない発想力はスゴイと思いました。
さて、そんなこんなで「えんとつ町のプペル」について今更ながら調べてみると、なんと映画の公式サイトで、原作の絵本が無料で全部公開されていました。
(正確には、絵本を持っていないので本当に全部かどうか分かりませんが、たぶん全部だと思います。)
▼映画「えんとつ町のプペル」公式サイト
↑こちらのサイトの中に、「原作絵本無料公開中!」というところがあるので、そこをクリックしてみてください。
~絵本の感想~
言葉のリズムがよく、読みやすいです。読み聞かせにも適している、と思いました。
意図的にひらがなにしてあると思われるところがあちこちにあります。
そのため、見た目にもごちゃごちゃせずにすっきりしています。
ただ、漢字にはルビがなく、子どもが一人で読むことはあまり想定していないのかもしれません。
冒頭からテンポがよく、西野さんらしいストーリー。
今の閉塞的な社会状況を反映しつつ、希望を持たせる流れに、引き込まれました。
絵は言わずもがな、すごいです。クオリティ高すぎです。
(この絵本の絵は個人ではなく共同製作で創られています。)
西野さんご自身の読み聞かせ動画も公開されていました。
映画の方も、見てみたくなりました。