「いつも何度でも」を編曲した時のアイデアノートが出てきたよ!
昨日公開した「いつも何度でも」四部合唱編曲版について、もう少し書かせて下さい。
手元に、この曲を編曲した時のノートが残っています。
自分なりに、いろいろ考えていたことがうかがえるので、曲のついでに、こちらも公開します。
まず、ノートの左上に書かれていたのが、こちら。
↓
☆印が入っているので、当時の僕は、これをよっぽど重要視していたようです。
このノートとは別の、歌ってもらう人たちに渡した自作の歌詞カードにも、
「心の中でダンスを踊るように歌います。」
と書いてあります。
よっぽど大事なことのようです。
そして、その後は、こういうのが、続きます。
↓
この曲は、ご存じのように、4番まであります。
なので、素直な僕は、
1番:ソプラノ
2番:アルト
3番:テノール
4番:バス
と、メインメロディを歌うパートを、それぞれに順番に割り振っています。
さらに、それぞれを「起」「承」「転」「結」と位置づけ、空間的な変化をイメージしています。
最後の最後に、「goal = start(スタート地点)」と書いてあるのが、興味深いです。
このノートは、実は公式の歌詞カードのコピーに書かれているのですが、
(スタート地点)という言葉には「わたしのなかに 見つけられたから」という歌詞がつながっています。
どうやら歌詞のこの終わり方は、僕の大のお気に入りだったようです。
ソプラノ(S)、アルト(A)、テノール(T)、バス(B)の役割は、
さらに歌詞の右側に、以下のように書かれていました。
↓
今見ても、なんだかよく分かりませんが・・・。
もしかすると、聴きながら見てみると、分かってくるかもしれませんので、いちおう、動画へのリンクを再掲しておきます。
とりあえず、当時の僕がかなり考えて編曲していたんだろうということは、なんとなくうかがえます。
本当に、こんなチャレンジをさせていただけた、合唱団の方に、深く感謝です。
その一方で、こういうチャレンジをさせてあげられる社会や学校が、やっぱりいいな、と思います。
僕は、大学時代の演劇サークルでも、自作曲を歌ってもらったりしていて、たくさん、やりがいのある機会を、もらってきました。
そういう場を保障するということを、自分がしてもらっていたように、自分も、していきたいと思っています。