♪リアルな音で音楽制作体験!音楽教科書会社のWebアプリ「カトカトーン」

おんがくしてますか?
イエーー!大笑い
今日は、音楽の教科書の会社が、とてもすてきなWebアプリを試験公開してくださっているので、それをご紹介します。
学校の先生向けです。
その学校が申し込みをすれば、その学校の児童生徒および教職員全員が、使用することができます。
そのWebアプリというのが、これです。
教育芸術社の「​カトカトーン​」!

(画像は公式サイトより)
▼​カトカトーン 教育芸術社 公式サイト
 https://www.kyogei.co.jp/katokatone/

とってもリアルな楽器の音色をタブレットで鳴らせるWebアプリ。
鳴らすだけでなく、音を並べて作曲活動もできます。
打楽器音色も豊富で、音楽会の曲をタブレットで合奏とかもできちゃいます。大笑い
正式リリースは来年度4月からということで、現在は試験公開中のアプリを無料で使わせていただくことができます。
使ってみると分かるのですが、かなりのハイクオリティ。
僕は有料の音楽制作ソフトや音源を20年以上使い続けているので、分かります。
これは、無料のレベルじゃない。(笑)
そんなハイクオリティなソフトを、今回のように無料で使わせていただけるのは、本当に感動ものでした。
自分で使うだけでなく、もちろん、子どもたちにも使わせてみました。
僕は音楽の授業は受け持っていませんが、「パソコンクラブ」というクラブを受け持っています。
そこの子たちに「パソコンを使ってどんなことをしてみたいか」というアンケートをとったところ、「音楽制作」というのが上位に来ました。
そこで、このあいだクラブの子どもたちにこのソフトを使わせてみたのです。
さすが、今の子どもたちはタブレットに慣れています。
すぐに使いこなせるようになっていきました。
特に、自主的にプログラミングをして自作のゲームを作っている子は、「あ。そうか。わかった」と言って、仕組みをすぐにつかんで、4パートを駆使した曲を作っていました。
ううむ。吸収するのが、早い!びっくり
ここでは「カトカトーン」の細かい使い方は紹介しません。
ただ、いきなり「カトカトーン」を使わせるとハードルが高いかな、と思ったので、これを使わせる前に「クロームミュージックラボ」を先にさせました。
順番としては、
(1)<かんたん音楽制作>てきとうに画面に絵を描くと、それが音楽になる。
   「クロームミュージックラボ Kandinsky」
   https://musiclab.chromeexperiments.com/Kandinsky/
(2)<かんたん音楽制作>てきとうに音を入力して、メロディをつくる。
   「クロームミュージックラボ Melody Maker」
   https://musiclab.chromeexperiments.com/Melody-Maker/
(3)読み込みに少し時間がかかります。
   本物そっくりの楽器の音を鳴らすことができます。
  「カトカトーン」
という順番です。
これで、子どもたちは操作方法などの必要なことを、自然とつかんでいきました。
クラブの子どもたちには、以下のような案内画像をつくって、示しました。
いろいろな保存形式があるので、それがちょっと分かりにくいかな、と思ったからです。

上の画像にもあるとおり、実はこのソフト、楽譜出力機能までついています。
こういう機能があると、音楽の先生が、楽譜を楽譜作成用の専用ソフトを使わなくても、これひとつでできちゃいそうです。
(ただ、学校の音楽の先生用の楽譜作成専用ソフトの中には、階名のドレミを自動で表示されるものもあったりするので、用途によってはもちろん専用ソフトの方がいいかも。
 ちなみにこういうやつです。 →▼​スコアメーカー 学校版 12.1​ )
ちなみに、「カトカトーン」で試しに楽譜を出力してみると、以下のような感じになりました。

打楽器の音符の一部分が、4分音符で入れたつもりなのに64分音符(?)になっているところがあり、「あれ?」と思いました。
今は試用版なので、正式リリースの時には改善されているかもしれません。
もちろん、無料でお試しをさせてもらっているので、教科書会社にはちゃんと「こんな現象が出ましたよー」とお知らせしましたよ。ぽっ
上の画像のような「打楽器の音符が64分音符より短い音の音符で出る」という現象は、実は一般の音楽制作ソフトにおまけのようについている楽譜表示機能だと、よくあることです。
打楽器の音データというのはそれ自体に音の長さのデータを含まないことがあるので、こういうことが起こります。
まあ、ある程度のことは許容範囲ということで・・・。
とにかくおすすめのWebアプリです。
学校の代表者がお試し利用を申し込めばすぐに使えるようになります。
あなたが音楽の先生じゃなかったとしても、校内で同意をとりつけて、校長の許可のもと、申請してみましょう。
申請自体はカンタンですし、無料でデメリットもないですから、申し込むだけ申し込んでみるといいですよ。大笑い

1人1台タブレットで音楽会の曲の予習をしよう!※2023/5/7追記

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