逆転の発想

近年、名作文学を短いページ数で簡単にまとめたものが出版されたり、
それのマンガ版が出版されたりしていて、
世の中の人はよほど忙しくて時間がないのだろうと思います。
かく言う僕も、そのひとりですが。
名作世界文学をつまみ食いするマンガを読んでいたら、
カフカの『変身』が載っていました。
↓この本です。

『よちよち文藝部 世界文學篇』 [ 久世 番子 ]
マンガはそれぞれ、わずか7ページずつ。
忙しい中でも、かる~く読めます。
ストーリーのマンガ化ではなく、作者が出てきて解説めいたことをするという趣向。
いや、解説というより、文学作品から受けた印象をテーマに、好き勝手書いているという感じです。
本格的な文学解説でないところが、かえっていいです。大笑い
「変身」の最後のページに、ハッとさせられることが書いてありました。


・グレーゴル・ザムザは 本当に虫に変身したのでしょうか
 ”変身”したのは 家族の方だったりして
(p27より)


僕は、これを読んで、「ああ。そうかもしれない」と思いました。
そして、こういった、逆転の発想って、大切だと思ったのでした。
ちなみに「変身」は、通して読んだことはありません。
(「虫」は、きらいなんですよね・・・号泣
「自分が、自分が・・・」と思っていることが、実は、他者のことであったり、
「あのひとが、あのひとが・・・」と思っていることが、実は、自分のことであったり。
アドラー心理学で「悪いあの人、かわいそうなわたし」ということを学んで以来、
そういったことを頻繁に思っている、そんなわたしです。ぽっ
「逆転の発想」といえば、「逆転裁判」のアニメを最近見たのですが、これも、よかったです。
この作品のテーマこそ、まさに、「逆転の発想」です。
絶体絶命から、逆転の発想で、逆転勝ちする展開が、とてもおもしろいです。
ゲームが原作なのですが、かなり前のゲームなのですっかりストーリーを忘れていて、大変おもしろく拝見しました。
​​
『逆転裁判〜その「真実」、異議あり!〜 1 』
(読売テレビ・A-1 Pictures

逆転していくシーンでかかるBGMが最高です。
人生これから逆転したい方は、ぜひ、見てください。
ゲームをやる時間がない人にも、おすすめです。
ゲームで3時間かかるストーリーが、30分に凝縮されています。(笑)

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