福島正伸『真経営学読本』1 ~「一人でやり抜く覚悟を持つ」
福島正伸さんの講演会が3年前に、地元でありました。
地元の商工会の方が企画された講演会でした。
講演をお聞きして、「この人は、やはりすごい人だ」と思いました。
その後、「福島正伸の集大成」と帯に書いてある本をネットで注文し、読みました。
大変感動しました。
『真経営学読本』
(福島正伸、きんざい、2016、税別2500円)
今日は、この本の読書メモを、今更ながら、書いておこうと思います。
たぶん、今だからこそ、自分にとって大事なことが、書いてあると思います。
福島正伸『真経営学読本』
1(今回はp144まで)
(・太字部分は、本の引用。
顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)
・「一人でも始める。
一人でやり抜く覚悟を持つ」
・周りを気にすると、それに振り回され、
結局前に進めなくなってしまいます。
(p26より)
人生では何度か、覚悟を試されているなあと感じるときがあります。
いえ、もしかすると、常に、かもしれません。
常に覚悟を試されているのに、無自覚に時を過ごしてしまう。
そろそろ、覚悟を決めて、やりましょうか!
ワクワクする未来が、待っているかもしれません。
・その社員は、何を言われようと、決して諦めませんでした。
大変な時間と労力をかけて、彼は社員一人ひとりと話をして・・・
(p84より)
ページは飛びますが、「覚悟」が具体的な行動で、知れたところです。
たとえば、こういうことですね。
別に、難しいことではない。
やろうと思えば、できることです。
お金も、かからない。
でも、それだけの覚悟をもって、一人ひとりと話をすることが、はたしてできているかどうか。
時間や労力は、いくらかかってもやるんだ、と、覚悟を決めて話をしていけているかどうか。
覚悟ができた時点で、勝負は決まっているのでしょうね。
自分との、勝負が。
リーダーの行動として、普遍的なものを感じます。
教育界で「経営」といえば、「学級経営」や「学校経営」が思い浮かびます。
もちろん、それらにも、すごく当てはまると思います。
結局、「人」なのですね。
・世界一になりたいと思ったら、
「世界一である」という意識を、今、持つことです。
(p89より)
名言だらけの本書ですが、これも、覚えておきたい、名言です。
まず、意識することから始まる。
すべては、思いから生まれるのですね。
・リスクを感じていない時こそがリスク
(p104より)
・「リスクは常にある」と考えておく必要がある
(p105より)
名言引用パート2です。
これも、ページは飛びますが、前の引用箇所とセットで覚えておきたいと思いました。
「世界一である」という意識を持つ。
それと同時に、「リスク」も常に考えておく。
この両方ができたら、最強ではないでしょうか。
やっぱり、お金は一切かかりません。
考え方や意識には、お金はかからないのです。
それでいて、何十万、何百万、何千万のお金の価値に匹敵します。
リスクの話は、最初の「覚悟」の話にもつながってきますね。
すべては、つながっています。
長くなりそうなので、いったん切り上げます。
続きはまた次回!
次回は第26章「自立の5つのキーワード」からを参照します。
5つのキーワードの1番目が、「自己依存」です。
「自己依存とは何か」といったところを、最初に書こうと思います。
よかったらまた次回も、見に来てください。
なんと、この本、今では新装版が出ているようです。
『新装版 真経営学読本』
(福島正伸、2021)
それだけ年月が過ぎたということでしょうか。
こちらのほうがお安くなっているようです。
今から読む人は、こっちのほうがいいかもしれません。
(つづく)
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