人生の夜明けを招く「成功者ごっこ」~内田達雄『日本一人生を楽しむ僕が、ダメセールスマンだった頃の日記』

昨日の日記は、「​子どもっぽいことから逃げるな​」がタイトルでした。
その前の日記は、「『自分はバカでいい』ということにOKが出せるかどうか」。
そのつながりで、先ほど本棚から出してきたのが、この本です。


日本一人生を楽しむ僕が、ダメセールスマンだった頃の日記
(内田達雄、ごま書房新社、2014、絶版)
本のタイトル通り、仕事が全くできずにダメダメだった著者が、成功するまでを描いた自叙伝です。
著者の内田達雄さんには現在、肩書きがいっぱいあります。
実は、その肩書きが気になって、買った本です。
3つめの肩書きの「トップ楽しみマン日本代表」というのが、一番気になります。大笑い
この本の中に、「成功者ごっこ」というのが出てきます。
ダメダメだった著者が成功するようになったのは、この「成功者ごっこ」にヒミツがあるようです。
大晦日に紅白を見ていた著者は、「時のスーパースターの魅せる表情、聴かせる歌声、一人一人の自信とオーラ」(p76)に圧倒されます。
それに比べて自分はというと、鏡を見てビックリ。そこには「死相」が写っていたのだとか。
「ヤバイ!」と思った著者は、それから鏡の前で、「眉を上げ、笑みを浮かべ、背筋を伸ばして」(p78)「成功者ごっこ」を始めるようになったのだとか。
もちろん、「ごっこ」なので、バリバリ、演技も入れていたそうです。
その名も、「一人ロープレ」!


・大晦日の夜に、成功者ごっこからの、一人ロープレ。
 ただ、立ち居振る舞い、身振り、手振りを変えるだけで、どんどん心が軽くなっていった。
(p79)


著者にとって、年明けは「​人生の夜明け​」になったそうです。
ええ話やと思いませんか?大笑い
立ち居振る舞いや身振り、手振りも大事ですが、重要なのは、やはり「声」みたいです。
声を出して「成功者ごっこ」をするかしないかが、大きな分かれ道です。
声を出すのはめっちゃ恥ずかしいですけどね。
声の重要性について、著者は次のように書いています。


・声にすべてが現れる
・みんな声に現れる
・声を磨くと人間性が磨かれる
(p149)
・自分は何を求めているのか、どうなりたいのか、理想の自分を語って収録し、何度も聴いていると見事その通りになる
・声はとにかくものを言う。
(p150)


たとえ相手がいなくても、一人であっても、声に出してしゃべるって、大事なんですね。
ちなみに、「一人ロープレ」だと理想の自分を演じて、なんでもうまくいくごっこができるかというと、そうは問屋が卸さないらしいです。
なんと、「一人ロープレ」であっても、相手の反応とかをちゃんと想像してやってみると、うまくいかない。
ロープレが、ちゃんとシミュレーションになっているんですね。
だから、「そんなやり方ではうまくいかない」ということを実践する前に分かって、修正を入れていくことができる。
これは、将棋の勉強にかなり似ています。
将棋の勉強は、一人で自分も相手も務めることができます。
相手の駒も自分が動かし、相手の思考も自分が思考しているんだけど、だからといって、自分が勝つかというと、そうはいかない。
自分にも、相手にも、なってみる。
経験値は、そんなやり方でも、かせぐことができるのですね。
読み返すまでは、大晦日に人生の転機を得た話だということはすっかり忘れていましたが、結果的に、この時期に合った本の紹介となったようで、よかったです。
明日はいよいよ大晦日!
明日も更新する予定です。
よろしければ、また明日も見に来てください。大笑い
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