そこに愛があるか? ~齋藤一人『人は考え方が9割!』その4
少し間があきました。
齋藤一人さんの『人は考え方が9割!』という本の読書メモを書いていました。
『人は考え方が9割! 絶対いいことが起こる!!』
(斎藤 一人、PHP研究所、2021、税別1400円)
「問題」にぶち当たったときに、その問題をさらっと解決するためのリフレーミング思考がいっぱい書いてある本です。
今回が第4回。
第3章である「レッスン3 新しい世界で手にする「不動の幸せ」」の読書メモになります。
今回は、子育てや教育に、そのまま当てはまる名言が特に多いと思います。
↓これまでの記事は、こちら!
▼頭の中でのネガティブ・ループをどう脱するか?(齋藤一人『人は考え方が9割!』その1)
▼「子どもたちはそのままでいいんです。」~齋藤一人『人は考え方が9割!』その2
▼「嫌なことは嫌と言っていい」 ~齋藤一人『人は考え方が9割!』その3
齋藤一人『人は考え方が9割!』
その4
(・太字部分は、本の引用。
顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)
・ようはそこに愛があるかどうかだよ。
(p95)
「そこに愛があるか」
結局、そこなんだなあ。
少し前に、「ほめ方・叱り方」をテーマにした本を読みましたが、やはり、同じことを感じました。
・子どもは放っておくことだよ。
自分でなんとかするだろうって信じて、かまいすぎないこと。
・世の中にはそもそも失敗はないからね
(p100)
なかなか放っておけないのが、子どもというものですが、でも、「信じて、かまいすぎない」。
これも、本当に大事だなあ、と思います。
特に思春期、反抗期の時期は、言えば言うほど反発するので・・・。
「世の中にはそもそも失敗はない」も、名言だと思います。
困ったことが起きたとしても、子どもも、そこから、学んでいかなければなりません。
人生の道は、自分で決めて、自分で学ぶんです。
・人を許すと自分の人生が開ける
(p103)
というわけで、子どもを許せない自分を許したいと思います。
・現実的に相手を変える方法ってないんです。
(p107)
相手は、変えられない。
変えられるのは、いつも自分ですね。
相手を変えようとしている時点で、安易な考え方をとってしまっている、と反省します。
・あなたが嘘をつかないのはあなたの自由だけど、
ほかの人のことは許してあげな。
・相手には相手の事情があって、嘘をつくの。
(p110)
・嘘なんて大した問題じゃないんです。
(p111)
自分が嘘をつかないからと言って、人にもそれを求めてしまうと、疲れてしまいます。
うちの子は「はい!」と返事だけはするくせに全然やろうとしないのでイライラしていました。
問題の本質はどこにあるのか。
子どもが平気でうそをつくことで自分が軽んじられているんじゃないかと感じて怒ってしまうのだから、結局は自分の問題なのでしょうね。
本当は「うそ」が問題なのではない。
うそのような、本当の話です。
・みんな、それぞれに合った道で生きている。
それなのに、あれはいけないとか、これはいいとかっていう方がおかしい。
(p120)
「これがわたしの生きる道」(by PUFFY)
自分もそう、相手も、そう。
みんな、それぞれですからね。
それを尊重できるようになることが、最初のスタートですね。
僕も、僕の生きる道を、人と比べずに、歩んでいきたいと思います。
♪うまくいっても ダメになっても それがあなたの生きる道~
今回は、レッスン3
「新しい世界で手にする「不動の幸せ」」の章を、読み返しました。
本書のレッスンは全部で5つ。
この本の読書メモ、まだ続きます!
『人は考え方が9割! 絶対いいことが起こる!!』
(斎藤 一人、PHP研究所、2021、税別1400円)
ちなみに今回の読書メモの中で僕が書いていた「ほめ方・叱り方」をテーマにした本というのは、これです。多数のいろんな先生方が共同執筆されています。
これはこれで、おすすめ!
『THEほめ方・叱り方』 (THE教師力シリーズ)
[ 堀裕嗣 編著 ]
それでは、また、次回!