『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』その1
昨日も書きましたが、金曜は学習会で、若い人たちに話をすることになっています。
話をする前に「世界最高のプレゼン術」という本を読み返して、せっかくなので有意義な話ができればと思います。
「世界最高のプレゼン術」というのは、僕が半年ほど前に夢中で読んだ本の副題です。
この本の読書メモを、金曜の自分のために、ここに書き残しておきます。
『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』
[ ジェレミー・ドノバン ]
あくまでも個人的なメモなので、自分にとってビビビときたところだけメモしています。
ほんとうはもっと広範囲に役立つことがいっぱい書いてありますよ。
内容
・大きな夢を語れ。
・ストーリーを語れ。
・「笑いは宝」と心得よ。
伝え方
・好奇心と情熱を惜しみなく示せ。
・己の弱みを隠すなかれ。
成功とともに失敗を語れ。
(p17より)
「TEDの十戒」の中からの抜粋です。
これを守っていれば、世界最高のプレゼンができるかも?
さすがプレゼンの本だけあって、本自体もプレゼンになっています。
一番言いたいことが最初に述べてあり、その後に詳しい解説が出てきます。
・目的地――スピーチが終わった時点で聴衆にどうなっていてほしいか――を頭の中に明確に描くこと
(p24より)
↑これも、重要だと思ったところです。
まず、ゴールを描くところからですね。
学校の授業でも、同じことだと思います。
子どもたちに、どうなってほしいのかを描く。
大人に話す時の方が、そういうのはなおざりになっていまいそうですが、子どもたちに授業をする時と同じように、目的を明確におさえておくのは、やっぱり大切なことです。
・少し努力すれば明るい明日が約束されていると、後押しすることが大切
(p30より)
・核となるアイデアをはっきりと認識すること
・最大のミスは、1度のトークに一生分のうんちくを詰め込んでしまうこと
・ひとつのコンセプトにレーザーの焦点を合わせましょう。
(p31より)
今回のプレゼンスライドは、事前にとある尊敬する先生に見ていただいたのですが、
「話題になっているトピックを総花的に並べている」というご指摘をいただきました。
僕のスライドは、以前から、そうなる傾向があります。
授業でもたぶんそうで、「選択と集中」ができておらず、「あれもこれも」になってしまいがちです。
・・・よくばりなんですね。
上に引用したところを読むと、「最高のプレゼン」にするために、自分に足りないところが、よく分かります。
なかなか「あれもこれも」を捨てきれないのですが、少しでも削れるよう、スライドを再度見直したいと思います。
線を引いたところはここで引用したところよりも、もっとたくさんあります。
とてもここには書き切れません。
この本は本棚にずっと置いておいて、プレゼンをすることになったら、そのたびに読み返したいと思います!
ちなみに、今調べたら、同じ本の赤本バージョンが出てきました。
こちらは実践編だそうです。
↓
『TEDトーク 世界最高のプレゼン術【実践編】』
1 [ ジェレミー・ドノバン ]1
※2022/10/22追記
この日記の後、連続してこの本に関連する投稿をしています。
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