だまされないために、知識を得よう ~中島らも『ガダラの豚』

仕事が忙しくてなかなかブログを更新できていませんでした。
久々の更新です。
前回の​詐欺メールの記事​とかなりつながってくる内容です。
知り合いの方から勧められた『ガダラの豚』という小説を、休日を利用して少しずつ読んでいました。
かなり分厚かったのですが、ようやく読み終えました。

『ガダラの豚』 / 中島 らも / 実業之日本社
エンタメ小説なのですが、かなり深い取材をされていると感じました。
内容的に、詐欺などに「だまされない」ための知識を与えてくれるところが多く、詐欺を看破するために役立つ部分があるように思いましたので、紹介させていただきます。
3部構成で、文庫本だと、たしか3冊に分かれていたと思います。
第1部の前半で、どう考えても種も仕掛けもないと思えることでも、実は・・・という種明かしがされます。
これが非常に興味深かったです。
たとえば、箱の中に閉じ込めたモノを、念力で動かす。
たとえば、部屋の中で、人間が宙に浮く。
僕は、読みながら、「この場合、どう考えても、ホントの超能力しかあり得ない」と思ったのですが・・・その後種明かしがされ、「ううむ」と唸りました。
​「知らないからこそだまされる」ということを痛烈に感じた1冊でした。​
自分が知らなくても、超能力ではなくてそういったことを実現させる方法があるのだ、ということを知っておくだけで、だまされることは減ると思います。
あなたが人生でだまされることを減らすために、こういった本が嫌いじゃなければ、一度読んでみてはどうでしょうか。
ちなみに、信じられないことの種明かしがされるのは主に第2部まで。
第3部はクライマックスにかけて超常現象対決のようなところがあり、科学的な説明で非科学的なことを理解しようとする人は、第3部はちょっと置いていかれるかもしれません。(^^;)

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