笑える本を読もう ~宮田珠己『​ジェットコースターにもほどがある​』

今週はかなり忙しくて、帰宅も遅くなりがちでした。しょんぼり
「忙しい」という字は、心を亡くすと書きます。
心を亡くしてはいけません。
心のメンテナンスを大事にしましょう。
心のメンテナンス法には、いろいろありますが、笑える本を読むのも、オススメです。
僕は常に、笑える本を探しています。(笑)
最近読んだ本で、一番笑ったのは、『​ジェットコースターにもほどがある』です。
中身はジェットコースター一色という、異色の体験記です。
この本の中盤で、外国のジェットコースターについての解説を翻訳ソフトにかけた、という記述があります。
その翻訳のぶっ飛び具合が、一番面白かったです。

「初めに、重力がありました。そしてそれは良くて、それほど非常に良かったです」
(同書p174より)
「90度の落下と1つの酔狂なパッケージの中の6つの『かかと上の頭』宙返り、あーおいしい!」
(同書p175より)
英語の得意な方は、だいたい原文ではどんな英語が書かれているのか、想像できるかもしれません。
こういう文の面白さというのは、人間なら考えつかないような、ありえない語と語の組み合わせにあります。
あまりにも意表を突かれすぎて、おなかがねじれるほど、笑っちゃいました。大笑い

翻訳の精度は今ではずいぶん上がっていると思いますが、意味は分からなくても笑えるなら、それはそれで別の値打ちはあるのかもしれません。(笑)

『ジェットコースターにもほどがある』 (集英社文庫) [ 宮田珠己 ]
ちなみに著者の宮田珠己さんは、「タマキング」と呼ばれています。
本書意外にもいろいろと面白い本を書かれているエッセイストさんです。
今回のような「翻訳がおもしろい」というネタは、当然ネットにも転がっています。
検索してみましたので、笑いを求めるあなたは、見るがヨロシー。大笑い
▼​Google先生のちょっと面白い翻訳を集めてみた!10選
 (せかch様、2017.06.24
僕の過去記事にも、笑いの大事さや、笑えるネタについて書いたものがありますので、そちらも、どうぞ。ぽっ

有田和正『このユーモアが「明るい子」を育てる』1~とにかく笑いましょう。
 (2011/08/15の日記)
有田和正『このユーモアが「明るい子」を育てる』2~明るく生き生きとうれしそうに笑顔で面白い内容を
 (2011/08/19の日記)
▼​人生がパッと開ける、斎藤一人さんの考え方 ~『神はからい』
 (2019/07/14の日記)
思いっきり笑える「変換ミス」(^0^)
 (2006/12/26の日記)

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