小学1年生国語「くじらぐも」で、子ども同士が伝え合う姿に感動♪

​​​
昨日参観した1年生の授業が素晴らしかった!
教科は、「こくご」。
「くじらぐも」です。
「くものくじら」が空から子どもたちに「おーい」と呼びかけると、
子どもたちが「くものくじら」のところに行こうと、空に向かってジャンプをする場面です。
「書かせてから発表させると、書いたことしか言わないし、書けない子が言わない」ということを発見された1年生の先生が、「思ったことを書かずに伝え合う」という授業を計画されました。
その結果、ある子の発言をほかの子どもたちが聞いて、「それで、それで?」「わかったー!」などと反応し、発言が相次ぐ授業になっていました。
特別支援学級在籍のお子さんも何度も発言し、「〇〇さんが言っていたのは、~~ということ」など、友達の発言を受けた発言を繰り返していました。
そんなふうに、子どもが子どもの言葉を聞いてつながっていく姿が見られた授業でした。
子どもたちの発言はとてもつたなくて、明快でも正確でもないのですが、子どもらしい言い方が随所に見られ、むしろそのほうが、教師の説明よりもよっぽど子どもたちに伝わりやすいようでした。
最後には「僕が思っているのはねえ、」と前に出て発表しようとした子が、教材文の中の「子どもたちが円になる」という場面を実際にどうだったか説明しようとしてほかの子どもたちを呼び集め、教室前方で手をつないで実演を始めました。
それまでの発言でも、黒板を子どもたちに開放したために、子どもたちが黒板に書いて説明したり、動作化をして説明したりと、多様な表現方法が見られました。
「こういう授業が、まさに理想だな」と思った授業でした!ぽっ

新美南吉「ごんぎつね」の子どもの疑問:火をつけるいたずら「どうやってしたの?」

国語教科書「たずねびと」の原爆について教える~井上ひさし『父と暮らせば』
コロナウイルスの情報への接し方~「『想像力のスイッチを入れよう』応用編」
宮澤賢治『やまなし』の「クラムボン」に意味があった!?
「さかなやのおっちゃん」で楽しく買い物学習へつなげる

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です