「あいさつ運動」の話
勤務校では新学期の開始とともに、
「学校評価」といって自分たちの学校の取り組みを自分たちで評価する
ことをおこないました。
おこなったといっても、まだアンケートの締め切りが始業式の日だっただけで
本日の「推進委員会」でアンケートの集約をもとに次年度の方針を話し合いました。
私の参加したほうの推進委員会は私が司会をしたのですが、
他の件もあったので、始める前から予測していたとおり
かなり長くなってしまいました。
(司会をしていると気が張っているのでそんなには
「長くて疲れる」という感じはしないのですが(^^;))
その後の組合青年部の新年会が終わって帰るときに
「3時間はつらい」と言われてしまいました。(実質は2時間半。)
ま、確かにそのとおりです。
で、そんなことが言いたいのではなくて、
その学校評価の中に少し書いたのですが、
・子どもがあいさつをしなくなっている
という子どもの実態があります。
それについて何か手立てが打てないか、というのが
学校評価を書いたときに漠然と頭にあったわけです。
で、今日のその新年会で他校の同期の人と話をしたら、
「前任校でこんなあいさつ運動をやっていた」
と教えてもらいました。
児童会役員が、朝早く来て、校門やくつ箱のところに立ち、
あいさつ運動をした、というのです。
がんばっている姿が下級生のあこがれを呼び、
「私も児童会役員になりたい」と思う子が増えたとか。
事務の方も応援してくださって、
「あいさつ運動実施中」のタスキを人数分買う予算を捻出してくれたとか。
いい話です。
集団登校をしておらず子どもが個別で早く来ることがしやすいというのも
背景としてあったようですが、
「学校をよくしようと子どもが動いている」というのを
子どもが見る、という効果は、
教師がリーダーシップとって何でもやってしまうやり方より
優れているように感じました。