近兼拓史『80時間世界一周』
明日から3連休です。
心弾みますね。
こういうときは、おもしろい本を読んで、わくわくを加速させるとよさそうです。
めっちゃおもろい本を、ご紹介します。
『80時間世界一周』【電子書籍】[ 近兼拓史 ]
(※紙の本はブックオフなどの古本屋さんで入手可能)
▼読書メーターのサイトから試し読みができます。
著者は、今では兵庫県丹波市で映画館の支配人をされています。
こんな本を出されていたとは、少し前まで、知りませんでした。
ほんとうに多彩な活動をされている方です。
タイトルの通り、LCC(格安航空)を使って、
80時間で、世界一周をされています。
それも、ただ一周するだけではなくて、ちゃんと観光もされています。
安く航空券をとるワザとか、航空券の値段の裏側にあるしくみとか、
各地の歯に衣着せぬレポートとか、とにかく勉強になることがたくさん。
自分も世界一周旅行に出かけることを夢みながら、ぜひ、読んでほしいと思います。
僕はけっこう世界の国に興味があります。
なので、特に各国の滞在記は、楽しく読ませてもらいました。
本書の企画である世界一周の前にも、著者は世界各国に何度か行かれたことがあるようで、それぞれの国のことをよくご存じです。
たとえば、次のような描写を、驚きながら、爆笑しながら、読ませてもらいました。
・中国人の笑い話で
「紙のないトイレと壁のないトイレならどっちがいい?」
という話があるが、
実際には両方ないことの方が多い。
”ニーハオトイレ”と呼ばれるそのトイレは、
ただ地面に穴が並んでいるだけ。
(p84より)
この本を読んで、「世界は本当に多様だなあ」と思いました。
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