音楽会に向けた、リコーダーの指導
音楽会前は、リコーダーの指導も、ちょっとだけしています。
僕は通級担当なので、リコーダーを吹くことがとても苦手な子どもたちへの指導や支援もおこなっているのです。
リコーダーの指導をする場合は、必ず、僕も自分のリコーダーを、一緒に吹きます。
苦手であっても、繰り返していると、僕のリコーダーと、子どものリコーダーの音程が、瞬間、ぴったり合うことがあります。
音程が合うと、音と音がひとつになり、とけあうのが分かります。
それはやっぱり最高の時間だなあと思います。
音楽会がせまってきていますが、音楽会の曲の楽譜が難しい場合、僕は、苦手な子に曲の練習をいきなりさせることはしていません。
とりあえず、「きゅうきゅうしゃ」の音を出したりして、いっしょに音を楽しむことをしています。
今日初めて一緒に練習した子は、運指はとても苦手なのですが、タンギングとロングトーンはとても上手で、びっくりしました。
リコーダーを吹くと言っても、いろんな要素がからんでくるので、苦手ところだけでなく、よさにもちゃんと注目したいところです。
音楽会まで、約1か月となりました。
さすがにいつまでも「きゅうきゅうしゃ」をやっている状況ではありません。
そろそろ曲の練習を始めなければなりませんが、曲の楽譜が、これがまた、超絶難しい。
さすがにこれをこのままやるのは、ちょっと太刀打ちができないなあ、と思っています。
それについては、これまでも学年の先生にお話をしてきました。
そして、とりあえずこの週末に、主旋律とうまくハモれる第2パートを僕が作ってきて、提案することになりました。
ここ2~3週間くらいスコアメーカーをさわっていませんでしたが、前に作った楽譜データをひっぱりだしてきて、運指の難易度を落とした第2パートをつくろうと思います。
採用されるかは分かりませんが、つくらせてもらえることに、感謝です。
みんながやりがいをもって臨める音楽会になるといいな、と思います。