痛みを治す「ゼロポジション」 ~上原 考一『すごい整体』
体の不調が続いています。
そこで、これまで読んだ、体の調子を整えるための本を読み返してみました。
参考になりそうな考え方が、この本に載っていました。
『体の痛みが13秒でスーッと消える!すごい整体』
(上原 考一、SBクリエイティブ)
タイトルに惹かれて購入した本です。
「へえ!」と思える考え方や、やり方が、かなり載っていました。
特に、いろんな痛みに共通して使える、以下の考え方は、応用範囲が広いと思いました。
(1)どこが痛むかを探します
(2)痛みに対して、快適な姿勢「ゼロポジション」を探ります
(3)(2)の姿勢を取って、痛みが解消する状態をキープします
(p42より)
たとえば首こりや肩こりにしても、頭を前に倒したり横に倒したり、後ろに倒したりすると、痛みが変わってくることが分かります。
症状別の姿勢の例は、イラスト入りで同書に掲載されていますので、気になる方は本を買って読んでみてください。
ただ、上に引用した原則を知っているだけでも、だいぶ違うと思います。
「病は気から」と言います。
痛くないポジションを保持することで、
「なんだ。痛くないじゃないか」と、脳に思わせることで、
痛みが解消することがあるのです。
「気持ちいいポジションを保持する」という言い方のほうが、分かりやすいかもしれません。
つっぱっていた筋肉をゆるませる姿勢をとることで、ゆるんでくるのです。
いつも同じ姿勢ばかりとる人は、あえて逆の姿勢をとってみる。
そうすることで、体を整えることにつながります。
整体に通うとお金がかかるので、セルフ整体である程度体を整えられると、いいですね。