コミックエッセイで紙上体験!
コミックエッセイが好きで、よく読んでいます。
古本屋で買ってきたり、図書館で借りてきたりしています。
このあいだ図書館で借りてきた本が、すごくよかったので、紹介します。
いろんな職業やいろんな生き方が気になりますが、自分の人生で経験できるのは、ほんのひとにぎり。
「やってみる」ことも、「なってみる」ことも、なかなか実際には難しいことも、多々あります。
でも、経験しないと分からないことって、たくさんある。
知らなかった世界を知ることは、貴重な学びです。
マンガには絵やセリフがあって、手軽に没入体験をしやすいので、「こんなんなんだ!」と知る入り口にはもってこいです。
あなたもコミックエッセイで気軽にいろんな紙上体験、してみませんか?
『農家メシ!』(パウロタスク)
農家の暮らしがわかるコミックエッセイ。
見やすくてかわいらしい絵柄で、ほっこりします。
印象的だったセリフが、こちら。
「自分の好物よりも
誰かの好物の方が・・・
その人の幸せを感じられて
いいよなあ・・・」
(p199より)
農家のくらしのあたたかさが感じられる、よい本でした!
農家の学習の参考図書としても、使えるかも?
『カバーいらないですよね』( 佐久間 薫)
本屋さんの本です。
本屋さん大好きなので、そのお仕事にも興味津々。
本屋さんの仕事のバリエーションや、その苦労がよく分かります。
本屋さんに興味がある人に、おすすめ!
『うちの子になりなよ 里子を特別養子縁組しました』(古泉智浩)
著者の「里親」としてのマンガでのレポート。
著者は、本職のマンガ家さんです。
「うーちゃん」の行動が愛らしく、おもしろい
子どもがかわいくて仕方ないところが伝わってくる愛情いっぱいの本。
親子関係は血縁によらないことを思いました。
『スーパーの野菜売り場でパートやってます。 買い物が楽しくなる!お仕事コミックエッセイ』
( 伊吹 かのこ)
野菜や果物の選び方や保存に関するお役立ち知識も!
読みやすいコミックエッセイです!
大学時代にゆめタウンでバイトをしていたときのことを思い出しました!
『まんぷく名古屋』(森下えみこ)
「るるぶ」を読んで一番気になっていたのが、名古屋メシでした。
独特のものが多く、気になりつつも、なんだかよくわからないままだった名古屋メシ。
これを読んで、よく分かるようになりました。
名古屋のモーニングのサービス精神には、びっくりです
ぜひ食べに行きたいです。
(このシリーズには、ほかにもいろんな地域の「まんぷく○○」があります。)
僕の地元にある、T市S図書館は、コミックエッセイの品揃えが豊富です。
上に紹介した以外にも、細川貂々さんの本とかも、いっぱいありました。
図書館の蔵書には司書さんの個性が出るので、館によって力を入れているコーナーが変わるのがおもしろいですね。
T市在住でコミックエッセイが好きな方は、一度行かれてみることをオススメします。
公設図書館でも近年はけっこうマンガを置いているところが増えていますね。
O市の図書館も、昭和の時代のことがよく分かる古いマンガを置いていて、おもしろいです。
(おまけ)
いわゆる普通のマンガ単行本に分類される中にも、なかなか経験できないことを疑似体験できるものは、あります。おすすめは、下の本。
医学部の学生が医学のどんな勉強をしているのかがかなり詳しく分かるマンガです。
↓
『Dr.Eggs ドクターエッグス』1(三田紀房)
(現在4巻まで出ています。)
▼「ミュージカルのような授業」 ~マンガ家矢口高雄さんの体験より
(2014/03/29の日記)