「お手本」をスロー再生しておぼえよう!
昨日は、「音楽会の曲を覚えるために、
1人1台タブレット端末で各自が自由にお手本の演奏を再生させるといいよ♪」
という記事を書きました。
今日はその続きです。
というか、補足です。
運動会のダンスお手本動画や、音楽会のお手本演奏の場合、YouTubeのスロー再生が有効です。
僕は音楽会の曲を指導する時は、最初はかなりゆっくりから始めます。
ゆっくり演奏して、みんながゆっくりテンポで合わせられるようになったら速くしていくのが定石です。
最初はゆっくりのスピードで練習するのがいいのです。
YouTubeなら標準機能で、それができます。
運動会のダンスの場合も、同様です。
やり方は、いたって簡単。
歯車マークの設定ボタンを押せば、後は見れば分かると思います。
再生速度は、速くすることも、遅くすることもできます。
↓前回貼り付けた僕が作った動画をもう一度貼っておきます。
↑こういった埋め込み動画にも設定の歯車ボタンがあります。
(再生させると、画面の下に表示されます。)
歯車を押して、いろいろな再生速度を試してみましょう。
けっこう面白いです。
(※スマホで再生させた場合は、歯車ボタンは出ません。
iPhoneの場合、YouTubeアプリで開いて「・・・」ボタンです。
埋め込み動画では設定変更不可のようですので、YouTubeアプリで開き直してください。)
ちなみに、パソコンのキーボードの「→」で5秒先に行き、「←」で5秒前に戻ります。
イントロを飛ばして目的のところにさっと行くために、重宝します。
「今のところをもう1回!」と、少しだけ戻ってやり直す時にも、重宝します。
YouTubeではなくスマホで曲を再生するアプリにも、使えそうなものがあります。
下のものを使えば、マーカーをつけたところから再生させたり、一部分の繰り返し再生ができるようです。もちろん再生速度も変えられます。
▼Audipo(iOS版ダウンロードサイト)
▼倍速再生アプリ「Audipo」の使い方と設定を完全レビュー
(「Apple信者1億人創出計画」内記事、2019年3月14日)
ICTは、覚えるのが苦手な子が覚えるようになるための支援として、とっても有効です。
ぜひ、ご活用ください!
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