5/12(金) オンライン無料「『一緒じゃないとあかんねん』――フルインクルーシブ教育の町大阪府豊中市で生きる」


このところ、インクルーシブ関係の投稿を続けていました。
​障害があってもなくても、いっしょに​」という大切な理念です。
ちょうど先ほど、そのテーマのオンライン研究会の案内が来ましたので、このブログでもシェアさせていただきます。
3/26にあったオンライン研究会の続きです。
そのときも、ブログで告知をシェアさせていただきました。
3/26(日) オンライン無料「東京大学・インクルーシブ教育定例研究会」豊中のフルインクルーシブ小学校!(※リンク先の研修会は実施済みの過去の研修会です。)
↑このときの研修会、なんと2000人も申し込みがあったそうです。
それだけ、インクルーシブ教育に対する世間の関心が高まってきたということですね!大笑い
5月の研修会の案内は、以下のようなものでした。

「一緒じゃないとあかんねん」
――フルインクルーシブ教育の町
   大阪府豊中市で生きる

(東京大学・インクルーシブ教育定例研究会)

日  時 :5月12日(金) 午後8時から10時
講演者  :長内繁樹豊中市長、上田哲郎、豊中市の皆様
申し込み先:​https://select-type.com/ev/?ev=C_4d40Qm2_A&tl=&tl=&eventPageID=
申し込みはとても手軽ですぐにできます。
お金はかかりませんし、クレジットカードの登録等の面倒な作業もいらないので、気軽に申し込まれるといいと思います♪(^o^)
前回同様、申し込まれた方には、事後に録画動画の視聴リンクが配布されるようです。
金曜の夜に都合が合わない人も、安心ですね。ウィンク
今回の研修会のコンセプトがまた素晴らしいなあ、と思いましたので、そちらに関するところも、主催者団体様のメッセージから転載させていただきます。


​​​​50年フルインクルーシブ教育の追求を続けていくと、地域はどんな可能性を持つことになるのでしょうか。
今回は、​豊中市長​長内繁樹さんにご登壇いただき、フルインクルージョンの街、豊中市で「共に生きる」ことの魅力を、具体的に紹介して頂きます。
研究会では、豊中市民の方々にご登壇いただき、面としての拡がりについて教えていただく予定です。​​​​

(申し込みサイトの説明より転載。文字を大きくした箇所は僕の個人的判断です。)


インクルーシブは、学校だけでやるものではなく、地域全体でやるものですからね。
50年の歴史がある豊中市の市民のナマの意見を聞けるなんて、これは、またも願ってもない企画だと思い、感動しました。
今回も、楽しみに待ちたいと思います。ぽっ
ところで一言で「50年の歴史」と言っても、ピンと来ない方が多数おられると思いますので、前回の研修会で教えていただいたことから、少しだけ補足をさせていただきます。
僕の手元の、前回の研修会のメモには、以下の記述が残っていました。


・1971年、親の会と一緒に家庭訪問をして、「改めて地域の学校に行きませんか?」というような呼びかけをしていった。
・1975年には、障害児が、普通学級と障害児学級を行き来するような部分的な交流ではなく、障害のある児童が健常児集団の中で同じ人間仲間として生活をともにするという形態をとるようになった
(3/26研修会講演資料による)
・障害のある子どもが教育を受けるという権利を完全に保障し、校区の学校への就学を認めた
(豊中市教育委員会、1978)


50年前というとちょうど「養護学校義務化」(1979)の前にあたります。
豊中は世の中よりもかなり先駆けて、障害のある子どもたちを受け入れるということに積極的に地域で取り組んでこられたことが、わかります。
前回の研修会は、ご登壇された先生が事前に用意してくださったスライドに沿ったお話ももちろんよかったのですが、参加者からの多様な質問に真摯にお答えいただいた、事後の質疑応答の内容がまた、非常に興味深かったです。
「知的障害の子の学習について」「考えの違う教職員がいた場合」「テストの受け方について」「大人の人員資源について」などの質問が出ていました。
あまりにも質問が相次ぐので、かなり予定時間をオーバーしていたような記憶があります。
今回も、おそらく参加者の質問は積極的に取り上げてくださるのではないかと思います。
「フルインクルーシブ教育」については、おそらく素朴な疑問がいっぱいあると思いますので、ぜひ気になることは質問をしてみられると、いいのではと思います。ぽっ

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