この冬読んだ、アイヌに関する本4冊
昨日の日記で、「この冬は、アイヌに関する本をいくつか読みました。」と書いていました。
具体的には、以下の書籍です。
『知里幸恵物語 アイヌの「物語」を命がけで伝えた人』 (PHP心のノンフィクション)
[ 金治直美 ]
↑子ども向けに書かれているので、とても分かりやすく、読みやすかったです。
『ハルコロ』(1) (岩波現代文庫 文芸338)
[ 石坂 啓 ]
『ハルコロ』(2) (岩波現代文庫 文芸339)
[ 石坂 啓 ]
↑マンガです。
和人の侵略を受ける前の、アイヌの暮らしがよく分かります。
著者は、手塚治虫の弟子にあたる方。
とても丁寧なタッチで描かれています。
これは、名作!
『アイヌのことを考えながら北海道を歩いてみた 失われたカムイ伝説とアイヌの歴史』
[ カベルナリア吉田 ]
↑北海道中をまわる旅行記。
ブログを本にしたような感じです。
アイヌに関係ない話題もかなり出てきます。
個人的なレポートという印象ですが、大いに参考になりました。
テーマを絞って関連図書を並行読書すると、1冊の本だと見えてこなかったことが見えてきて、立体的な理解につながります。
具体的には、また次回以降でご紹介します。